|
日本スープ協会では2016年12月13日、「スープの日(12月22日)」に先んじて「明日からできる!朝の温かいスープのすすめ」をテーマにしたセミナーを開催いたしました。
協会長の高藤悦弘様の挨拶の後、第1部では、医師でイシハラクリニック副院長の石原新菜先生にご講演いただき、日本人が低体温化していることや、冷えは万病のもとであることを踏まえ、温かいスープのメリットについて、わかりやすくお話し頂きました。また、第2部では、公認スポーツ栄養士のこばたてるみ先生に、忙しい朝でもできる市販のスープ活用レシピを調理デモンストレーションを実施し、来場者の皆さまにもスープを試食していただきました。第3部では、石原先生、こばた先生に加え、クノール食品(株)の木戸氏による「いいことたくさん!温かい朝食のすすめ」をテーマにしたトークセッションを実施し、朝に身体を温めるメリットについてお話いただきました。
スープの持つ“健康価値”から、忙しい朝でも実践できる“レシピ”紹介まで、
まさに「明日からできる!朝の温かいスープのすすめ」セミナーとなりました。
※スープの日:12月22日(いつもフーフー)
【セミナーの概要は、以下のとおりです。】 |
日時 |
12月13日(火) 13:30〜15:30 (受付13:00) |
会場 |
味の素株式会社 高輪研修センターB1階
東京都港区高輪3-13-65 |
定員 |
100名 |
参加費 |
無料(事前申し込み制) |
募集期間 |
11月4日(金)〜11月28日(月) |
登壇者 |
石原 新菜先生(イシハラクリニック副院長)
こばた てるみ先生(公認スポーツ栄養士・管理栄養士)
木戸 妥恵氏(クノール食品(株) 開発技術センター次長) |
セミナーの主な内容 |
・第一部:講演 『朝にスープを飲むことのメリット』
石原 新菜先生(イシハラクリニック副院長)
・第二部:調理デモ 『忙しい朝でも簡単にできる!温かい朝食レシピ』
こばた てるみ先生(公認スポーツ栄養士・管理栄養士)
・第三部:トークセッション 『いいことたくさん!“温かい朝食”のすすめ』
石原 新菜先生(イシハラクリニック副院長)
こばた てるみ先生(公認スポーツ栄養士・管理栄養士)
木戸 妥恵氏(クノール食品(株) 開発技術センター次長)
※調理デモンストレーションでつくったスープを試食していただきました。 |
|
高藤会長 挨拶 |
リラックスした気持ちで大いに楽しんで、身も心も温めていただきたい!
当スープ協会の調べによりますと、人は平均気温が10℃を下回る12月中旬からますます温かいスープを欲するという調査結果が出ております。今年の11月12月は、昨年を大きく上回るスープの販売数を記録しております。
1人でも良し、友人あるいは家族揃って食べることで身体だけではなく心も温まっていくのではないかなと思います。
当スープ協会は、皆様方の美味しく楽しく健康的な生活に少しでもお役に立てるように、毎年このような企画を準備させていただいております。
是非、リラックスした気持ちで大いに楽しんで身も心も温めていただければ幸いでございます。
また、スープをこよなく愛おしんでいただければこれに勝るものはございません。
明日以降もずっとすっとスープを愛していただければと思います。
|
講演 「朝にスープを飲むことのメリット」 / 石原新菜先生 |
日本人の低体温が進んでおり、低体温は体へ悪影響 温かいスープは医学的にも様々なメリットあり!
子どもの低体温が急増
最近は平熱が35度台の低体温の子どもが増えています。 体が冷えることで、アトピー性皮膚炎や湿疹、じんましん、花粉症等原因になると言われています。 |
「冷え」は万病の元
冷えは、糖尿病や高脂血症、うつ、アレルギー疾患、がんなど、様々な病気に関係しています。
体温が一度下がることによる影響
@ 各臓器の働きが低下
A 代謝が約12%低下
B 免疫力が30%低下
C がん細胞が増殖
体温低下の原因
@ 筋肉不足
A 陰性食品の摂り過ぎ
B 塩分制限のしすぎ
C 水分の摂り過ぎ
D ストレス
冷えには陽性食品を多く摂り入れることが重要
陽性食品:チーズ、はちみつ、根菜、海藻、りんご、さくらんぼ 等
陰性食品:コーヒー、白米、レタス、トマト、きゅうり 等
|
「朝の温スープ」はメリットがたくさん!
温かい朝スープは足の先まで体を温め、とろみがあるため温かさが持続します。
また、リラックス効果や内臓の働きをよくする効果もあります。
内臓の機能が向上
−腸は最大の免疫器官と言われており、内臓の働きを良くすることで免疫力が高まる。
体温の上昇/持続
− 一時間後も体温上昇が持続
− 足先の体温が2度上昇
脳からα波がでる
− リラックス効果が期待できる
体を温めるだけでなく、栄養が摂れることがメリット
− コーヒーや白湯ではなくスープが良い。
|
|
調理デモンストレーション: 「いいことたくさん!“温かい朝食”のすすめ」 / こばたてるみ先生 |
市販スープを活用した『冷え』『腸内改善』『乾燥肌』対策レシピを紹介!
@ 市販スープを活用した“冷え症改善”レシピ 「わかめチキンスープ」
P OINT
●包丁を使わずにすぐ作れる忙しい朝に嬉しいレシピ!
⇒キッチンばさみを活用することで時短につながります。
●カラダを温める食材で、冷え症改善が期待できる!
⇒鶏肉、生姜、ニラを活用してカラダの芯から温めます。
生姜風味でスープの味が引き締まります。
|
A市販スープを活用した “腸内環境改善”レシピ 「ミネストローネグラタンスープ」
P OINT
●食物繊維豊富なオートミールをプラスして腸内環境を整える!
⇒水溶性食物繊維、不溶性食物繊維をバランスよく摂取できます。
●チーズを加えることで、コクと食べ応えのある1品に!
⇒ビタミンB2が豊富なチーズは、脂質代謝に不可欠で健康&美容力UP!
|
B 市販スープを活用した “乾燥肌改善”レシピ 「コーンミルクスープ」
P OINT
● 忙しい朝でも冷凍野菜で不足しがちな野菜を補う!
⇒保存食の冷凍食材で忙しい朝でも手間なく簡単にアレンジできます。
●アーモンドスライスのトッピングで、栄養価アップ!
⇒アーモンドスライスをプラスすることで、 血行促進に役立つビタミンEが摂取できます。
|
|
トークセッション: 「いいことたくさん!“温かい朝食”のすすめ」 / 石原新菜先生・こばたてるみ先生・木戸妥恵氏 |
朝のスープは研究データからもいいことがわかってます! 私たちも“朝の温かいスープ生活” 実践中
忙しい朝でもスープなら食べられる!
ご自身も主婦である石原先生と木戸さん。忙しい朝でも朝食は必ず作っているそうです。
最近は市販のスープも本当においしくなっており、うまく活用することがコツです。 |
スープは体温上昇が長時間持続
スープは他の液状食品と比較しても“温度の保持時間”が長く、体温を持続してくれます。 |
スープには脳のリラックス効果もあり! 「朝の温スープ」は学力向上にも期待
温かいスープは安堵感を高めてくれます。
また、スープを飲む前と飲んだ後では、飲んだ後の方が正答速度が上がったという実験データもあります。 |
市販のスープもうまく活用して、“朝の温かいスープ生活”を!
忙しい朝でも、スープなら摂りやすく、栄養も満点。
最近の市販のスープは味も格段に良くなっていますので、賢く活用して取り入れてみてください。 |
|
展示コーナー |
レシピ展示
こばた先生にご紹介いただいた5レシピを展示しました。
|
|
|
展示
日本スープ協会 会員企業の商品を展示いたしました。
|
|
|
(プレゼント製品) |
|
◎味の素株式会社「クノール カップスーププレミアム」海老のビスククリーミー仕立て、クラムチャウダー
◎エム・シーシー食品株式会社「白いミネストローネ」
◎キユーピー株式会社「アヲハタ オニオンスープ」
◎ハウス食品グループ本社株式会社「北海道チャウダー」
◎ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社「じっくりコトコト海老の贅沢ビスク」
◎株式会社明治「まるごと野菜じっくり煮込んだポトフ」
◎理研ビタミン株式会社「タニタ食堂おいしい減塩わかめスープ」
|
|