日本スープ協会
協会概要 会員企業一覧 協会会員情報 関連リンク HOME
What's スープ 世界のスープ 市販のスープ 統計データ プレゼント&キャンペーン

日本スープ協会セミナー(2020年度)『免疫力をアップさせる腸活を毎日のスープ食で実現』「スープの日」セミナー報告レポート

日本スープ協会では、「スープの日」である12月22日(いつも フーフー)に先んじて、同月18日(金)に「感染症に負けない!腸の機能向上で目指す健康的な体づくり 『免疫力をアップさせる腸活を毎日のスープ食で実現』」をテーマにしたセミナーを開催いたしました。
倉島薫協会長からの挨拶後、第1部では、小林メディカルクリニック東京院長で医学博士の小林暁子先生より、「スープで毎日美味しい腸活!〜腸活スープで免疫力をアップ、美肌力をアップ〜」をテーマにご講演いただきました。感染症に負けない健康な「カラダ」作りには、腸の機能向上がポイント。腸活は免疫機能向上・維持に重要であることや、最新のコロナウイルスに関する研究についてデータなどの解説とともにご専門のお立場からわかりやすく解説いただきました。
第2部では、スープ作家として活躍しながら、家族の朝食に毎朝スープを作り続けて約9年、3000日以上になる有賀薫先生から、「腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ」(計3品)として、市販スープを活用した栄養満点のアレンジレシピを紹介するとともに調理デモンストレーションを実施しました。

※スープの日:12月22日(いつもフーフー)

【セミナーの概要は、以下のとおりです。】

日時 2020年12月18日(金) 14:00〜15:05
※ Zoomウェビナーによるオンラインセミナー
定員 950名
参加費 無料(事前申し込み制)
募集期間 11月5日〜11月30日
登壇者 倉島 薫(日本スープ協会会長)
小林 暁子先生(小林メディカルクリニック東京院長/医学博士)
有賀 薫先生(スープ作家)
セミナー内容 スープ協会会長 ご挨拶
第一部:講演
 『スープで毎日美味しい腸活!
 〜腸活スープで免疫力をアップ、美肌力をアップ〜』

 小林 暁子先生(小林メディカルクリニック東京院長/医学博士)
第二部:調理デモ
  『腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ』

 有賀 薫先生(スープ作家)
 ※調理デモンストレーションのみ

倉島会長 挨拶

倉島会長 挨拶 倉島会長 挨拶

本日は、日本スープ協会主催の「免疫力をアップさせる腸活を毎日のスープで実現」セミナーにご参加下さいまして、ありがとうございます。

12月22日は「いつ(12)もフーフー(22)」のゴロ合わせで「スープの日」に設定させていただいています。
本日のセミナーは、毎年、「スープの日」に先駆けて開催しており、例年、先生方のご講演と共に参加いただいた方に試食をしていただく形式で実施していましたが、今年度はオンライン開催という新しいチャレンジをしています。

日本は今週からグッと寒さが増してきました。長期の予報は1月から更に一段と寒くなるそうで、いよいよ冬本番の到来であり、体調管理にはより一層気を付けなくてはなりません。
そんな時は、是非スープを召し上がっていただきたい。スープは野菜やお肉が溶け込んでいる栄養に加えて、とろみもあるので体温上昇も持続させるという研究結果もあります。みなさまには、体だけでなく心も温めて、日々の健康増進に取り組んでいただきたいと思っています。

司会からご紹介のとおり、本日は小林暁子先生による講演、有賀薫先生による調理デモンストレーショがあります。

日本スープ協会と致しましては、スープを通じて本日ご参加いただいているみなさま方のおいしくて楽しく、また、健康的な食生活に少しでも貢献できますよう、本日のセミナーを準備させていただきました。
どうぞゆったりリラックスしてご参加いただければと存じます。

日本スープ協会ではこれからも皆さまのお役に立てる楽しいイベントを開催していく予定です。
今後ともご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

本日は、ご参加誠にありがとうございます。

講演 「スープで毎日美味しい腸活!」 / 小林 暁子 先生

講演 「スープで毎日美味しい腸活!」 / 小林 暁子 先生 講演 「スープで毎日美味しい腸活!」 / 小林 暁子 先生
昨今は、より免疫力が注目されている。免疫関係に時間を割いて話したい

昨今は、より免疫力が注目されている。免疫関係に時間を割いて話したい

腸内環境の不調を抱えている方は非常に多い。現代人において腸内環境が悪化していることは問題
便秘の要因は様々。便秘に悩むのは女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて増える傾向

腸内環境の不調を抱えている方は非常に多い。現代人において腸内環境が悪化していることは問題 - 便秘の要因は様々。便秘に悩むのは女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて増える傾向 腸内環境の不調を抱えている方は非常に多い。現代人において腸内環境が悪化していることは問題 - 便秘の要因は様々。便秘に悩むのは女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて増える傾向

腸内環境の不調を抱えている方は非常に多い。現代人において腸内環境が悪化していることは問題 - 便秘の要因は様々。便秘に悩むのは女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて増える傾向 腸内環境の不調を抱えている方は非常に多い。現代人において腸内環境が悪化していることは問題 - 便秘の要因は様々。便秘に悩むのは女性だけでなく、男性も年齢が上がるにつれて増える傾向

食事の変化などにより大腸がんによって死亡する人は年々増加し、欧米諸国と同レベルの死亡率

食事の変化などにより大腸がんによって死亡する人は年々増加し、欧米諸国と同レベルの死亡率 食事の変化などにより大腸がんによって死亡する人は年々増加し、欧米諸国と同レベルの死亡率

腸は、食事の栄養を吸収する以外にも不要なものを排除する機関。腸内環境が乱れると様々な不調が出現
腸の機能の中でも、特に短鎖脂肪酸生成や免疫細胞の活性化がポイント

腸は、食事の栄養を吸収する以外にも不要なものを排除する機関。腸内環境が乱れると様々な不調が出現 - 腸の機能の中でも、特に短鎖脂肪酸生成や免疫細胞の活性化がポイント 腸は、食事の栄養を吸収する以外にも不要なものを排除する機関。腸内環境が乱れると様々な不調が出現 - 腸の機能の中でも、特に短鎖脂肪酸生成や免疫細胞の活性化がポイント

「免疫」の一種である獲得免疫の中に、ヘルパーT細胞、キラーY細胞、B細胞、レギュラトリー(制御性) T細胞が存在。
レギュラトリーT細胞と短鎖脂肪酸は関係性が深く、腸内環境からも影響を受けるとの研究報告もある。

腸内細菌の種類と品質を増やすことで、腸内環境が良くなる・整う

腸内細菌の種類と品質を増やすことで、腸内環境が良くなる・整う 腸内細菌の種類と品質を増やすことで、腸内環境が良くなる・整う

腸と脳(=心)はいつも連絡を取り合っており、両者の関係性に関する研究に世界も注目

腸と脳(=心)はいつも連絡を取り合っており、両者の関係性に関する研究に世界も注目 腸と脳(=心)はいつも連絡を取り合っており、両者の関係性に関する研究に世界も注目

腸と脳(=心)はいつも連絡を取り合っており、両者の関係性に関する研究に世界も注目 腸と脳(=心)はいつも連絡を取り合っており、両者の関係性に関する研究に世界も注目

腸内環境をよくするためには、腸内細菌の多様性を上げる(種類を増やし、機能を高める)ことが重要

腸内環境をよくするためには、腸内細菌の多様性を上げる(種類を増やし、機能を高める)ことが重要 腸内環境をよくするためには、腸内細菌の多様性を上げる(種類を増やし、機能を高める)ことが重要

腸内細菌の多様性を上げるため、良いエサと良い刺激となる仲間が必要。→シンバイオティクスを推奨

腸内細菌の多様性を上げるため、良いエサと良い刺激となる仲間が必要。→シンバイオティクスを推奨 腸内細菌の多様性を上げるため、良いエサと良い刺激となる仲間が必要。→シンバイオティクスを推奨 腸内細菌の多様性を上げるため、良いエサと良い刺激となる仲間が必要。→シンバイオティクスを推奨

食物繊維の不足が問題。特に若い世代は摂取量不足が目立つ
不溶性食物繊維:蠕動の促進、有害物質の排出、水溶性食物繊維:善玉菌のエサ

食物繊維の不足が問題。特に若い世代は摂取量不足が目立つ - 不溶性食物繊維:蠕動の促進、有害物質の排出、水溶性食物繊維:善玉菌のエサ 食物繊維の不足が問題。特に若い世代は摂取量不足が目立つ - 不溶性食物繊維:蠕動の促進、有害物質の排出、水溶性食物繊維:善玉菌のエサ 食物繊維の不足が問題。特に若い世代は摂取量不足が目立つ - 不溶性食物繊維:蠕動の促進、有害物質の排出、水溶性食物繊維:善玉菌のエサ

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要
発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要 - 発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効 水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要 - 発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要 - 発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効 水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要 - 発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効 水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も普段の食事から取り入れることが重要 - 発酵食品は世界中に存在。腸内環境を整えることに非常に有効

・煮炊き(=火を通す)することで食べられるものは、「不溶性」食物繊維
・海藻・果物などに「水溶性」食物繊維が豊富に含まれる
・水溶性食物繊維を腸内細菌が食べると、短鎖脂肪酸を生成
 短鎖脂肪酸は免疫細胞を分化したり、ストレス対策となるホルモン生成にも関与

水溶性食物繊維摂取によって生成される短鎖脂肪酸は、免疫向上以外に体質改善にもつながる

水溶性食物繊維摂取によって生成される短鎖脂肪酸は、免疫向上以外に体質改善にもつながる 水溶性食物繊維摂取によって生成される短鎖脂肪酸は、免疫向上以外に体質改善にもつながる

日本人は穀物繊維を上手く取り入れられる腸内細菌を保有している人が多い

日本人は穀物繊維を上手く取り入れられる腸内細菌を保有している人が多い

(参考)小林先生:クリニック&著書

(参考)小林先生:クリニック&著書 (参考)小林先生:クリニック&著書 (参考)小林先生:クリニック&著書

調理デモンストレーション:
「腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ」 / 有賀 薫 先生

調理デモンストレーション: 「腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ」 / 有賀 薫 先生 調理デモンストレーション: 「腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ」 / 有賀 薫 先生 調理デモンストレーション: 「腸活にも効果的な食材を生かした簡単アレンジスープレシピ」 / 有賀 薫 先生
① ざくざくコーンスープ

ざくざくコーンスープ

② きのこの参鶏湯

きのこの参鶏湯

③ わかめと雑穀米の中華リゾット風

わかめと雑穀米の中華リゾット風

(③をアレンジ)わかめと雑穀米の洋風おじや

わかめと雑穀米の洋風おじや

調理デモンストレーション料理

有賀薫先生に紹介・調理いただいた4品。

① ざくざくコーンスープ

レシピ展示

② きのこの参鶏湯

レシピ展示

③ わかめと雑穀米の中華リゾット風

レシピ展示

(③をアレンジ!)わかめともち麦の洋風おじや

レシピ展示

質疑応答の様子

質疑応答の様子 質疑応答の様子
・チャットから集まった質問をMCが読み上げ、小林先生・有賀先生よりそれぞれ回答
・小林先生と有賀先生が互いにやり取りをする形で進み、非常に和気あいあいとした雰囲気

配信映像

配信映像 配信映像 配信映像
配信映像 配信映像 配信映像
配信映像
(上段)<左より>冒頭あいさつ・倉島会長挨拶・小林先生講演
(中段)有賀先生デモンストレーションの様子
(下段)質疑応答時投影スライド

ページ先頭へ

copyright